カムバック、湯たんぽ!

2020.02.20雑貨

素材や形が進化

いろいろな暖房器具がある中で、昔ながらの「湯たんぽ」が再注目されています。今の20代の方の中には、存在すら知らない方も多いのではと思いますが、おばあちゃんが使っていた頃のトタン素材の湯たんぽとは違って、素材や形、カバーなどが進化し、使い易く、機能性も向上したものがたくさん販売されています。
今、もっともお手軽なのがポリエチレン製のものです。価格もお安く、扱いも簡単なのですが、熱伝導率と保温性能が低く、短時間に部分的に温めるのであれば使えそうです。
人気が高いのはステンレス製のもの。保温性、耐久性にデザイン性も加味されたものが多く、他の素材と比べて少し高額なのですが、順調に売れているとか。ほかにも、ゴム製、セラミック製などもありますので、用途を考えて選ぶといいですね。
昔と比べて大きく進化したのが、湯たんぽカバーです。デザイン性の良い、かわいいものから、フリースや綿など素材にこだわったものまで、女性に嬉しい商品がいっぱいです。

やさしい温かさ

湯たんぽの一番良いところは、やわらかく自然な温かさだと思います。原理としてはお風呂と同じで温かいものに接触することで味わう温かさですから、他の暖房器具のように空気や肌を乾燥させることがありません。あくまでも、じっくり、ゆっくりと温めてくれる、からだにも優しい暖房器具なのです。寝るときに、足元にもぐらせたり、オフィスで膝の上においたりしながら使うと、血液の循環も良くなり、からだが楽になるだけでなく、心まで温まるような自然なぬくもりが伝わってきます。
ちょっと変わった使い方ですが、ネコや犬などペットのお昼寝に湯たんぽを使っている方が増えているという記事を目にしたことがあります。湯たんぽらしい「やさしい使い方」だなあと感心しました。
湯たんぽのぬくもりは、どこか人の温かさに似たものがあります。人との関りが難しい時代になってきた今だからこそ、そんな湯たんぽに注目が集まっているのかもしれませんね。

− writer

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かんのようこ

フリーライター。イラストレーター。絵本や「食」にまつわるエッセイなど執筆。

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