日本酒でゆったり、たのしいひとときを

2023.05.22食べもの

この3年、先の見えないイレギュラーな毎日を送ってきた私たちですが、ここへ来て、外食が気楽にできるようになり、日々の楽しみを取り戻した人も多いのではないでしょうか。今回は、身近ですが、意外に知らない日本酒のことをお話しします。

ゆるっと晩酌時間のような気分で、日本酒の魅力に触れてもらえると嬉しいです。

日本酒と肴の関係

一口に日本酒と言っても、様々な個性があります。特に地酒はその土地ならではの魅力が詰まったもの。その土地の風土や食べ物にあわせて作られているため、お酒と肴の組み合わせを考えるところから楽しみは始まります。米どころであり、かつ日本酒の名産地でもある新潟では、「爽酒・薫酒・醇酒・熟酒」というお酒の4つのタイプによって、それぞれ酒の肴も分かれているようです。

爽酒・薫酒・醇酒・熟酒

「爽酒」は、本醸造酒や普通酒に多く、香りは控えめでスッキリとした口当たりが特徴。癖がないため比較的何にでも合わせられます。刺身などのシンプルな和のつまみや蕎麦などにも最適です。

「薫酒」は、主に純米大吟醸酒が中心で、香り高くフルーティーで甘め。日本酒初心者の方でも挑戦しやすく、おつまみはお酒の味と香りが引き立つ淡白なものがぴったり。ハーブなど香りのいい料理との相性もよし。オイルサーディンにローズマリーが効いたおつまみなども良さそうです。

「醇酒」は、本醸造や原酒に多く、お米の旨味が感じられるふっくら、ふくよかな香りが特徴です。白ごはんにおかずをあわせるような感覚で、味がしっかりしたものと一緒に楽しむのがおすすめです。すき焼き、とんかつなど、もりもり食べながら飲むのもいいかもしれませんね。

最後は「熟酒」です。これは長期熟成酒や古酒などのことです。個性が強く濃厚で、とろりとした甘味やその複雑な味わいが特徴です。日本酒の個性に負けないよう、濃い味のおつまみがおすすめです。またスパイスがきいたものや生ハム、燻製、他にもエスニック料理との相性も◎です。

日本酒というと、和食と合わせてしっぽり・・のようなイメージがありますが、豪華なコース料理から日常的な家庭料理まで、和・洋・中の様々なシーンに合わせて楽しむことができます。

小料理屋「キリリ亭」

からだスマイルプロジェクトを運営する日本アクセスでは、「生酒※」をプロモートするためのスペシャルコンテンツ「小料理屋~キリリ亭」を公開しています。【参照URL:https://sake.nippon-access.co.jp/kiriritei/ 公開期間:2023年3月31日(金)~2024年2月29日(木)】

このキリリ亭は、”とある街のとある路地にたたずむ 「生の酒」がおいしいと評判の小料理屋”という設定で展開されます。この店の女将と話しておすすめのお酒を飲めば、今日の”モヤモヤ”もゆるりと笑ってながせる仕組みになっています。私も試して見ましたが、サイトを楽しむ手順は、こうです。
揺れるのれんをかき分けて店に入る。⇒あなたの”モヤモヤ”エピソードを入力する。⇒その時の気持ちを★の数で表わす。⇒性別・年齢など、あなたの属性を入れる。⇒すると、写真のようなお酒を女将がオススメしてくれます。このサイトでは、他にも、生酒に合う色々な肴を提案してくれていますので、皆さんも遊び感覚で訪問してみてはいかがですか?

こんな話をしていると、日本酒が飲みたくなってきました。私もまずは一杯、今晩のおかずに合わせて楽しもうと思います。

※生酒は加熱処理を一切行わない「生」のお酒です。

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Happy コーディネーター eiko

タイ料理研究家の第一人者「氏家アマラー昭子先生」に師事し、ディプロマを取得。川崎市でタイ料理教室を主宰。 タイ料理との出会いは、お子様が小さかった頃、自分の食べたい物や辛いものを好きな時に食べられないストレスを、タイ料理教室と言う非日常の時間を持つことで癒されたから…とのこと。 ご家庭で手軽に作れる、見栄えの良いタイ料理に定評あり。

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