あなたの側に「スープ」は、ありますか?

2020.12.16食べもの

スープの文化

子供の頃、欧米の映画や絵本に出てくる温かいスープはとてもおいしそうに見えたが、同時に不思議な食べ物に思えた。寒い夜、おなかをすかして泣きじゃくる男の子に、おばあちゃんが与える温かいオニオンスープ。「からだが暖まりそうで、おいしそう。でも、おなかいっぱいになるのかな?」。私の中には、いつもこんな疑問が残った。
大人になってアメリカ人の友達が日本に遊びに来た時、朝食にコーンスープを出した。彼女は「朝からスープなの?」と聞いてきた。「えっ?」私は驚いた。どうやら彼女たちは朝からスープを飲まないようだ。正確に言うと、食べないようだ。(eat a soupと言っていた。)なるほど!記憶の底にあった映画の中のワンシーンが腑に落ちた瞬間だった。欧米人にとって、スープは夜の食べ物で、おなかを満たすものなんだと。
そのあと、彼女が付け加えた言葉が印象的だった。「スープは愛情と時間をかけて作るものだから」。

お気に入りはスーパー大麦入りスープ

私は、欧米人がなんと言おうと朝のスープ派だ。週に3日ぐらいはスープだけの時もある。このコラムのお仕事をいただいた時に食べた「からだスマイルプロジェクト」のスーパー大麦バーリーマックス入りのスープは、いまや、すっかり私の定番になっている。特にレトルトで提供されている「レンズ豆の生姜スープ」と「ごぼうの豆乳野菜スープ」は、朝な夕なにいただいている。スーパー大麦は、巷でも話題のスーパーフードで食物繊維が半端ない。食べると、かなりの満腹感がある。あれっ?、食べる、満腹感・・「欧米か!?」と自分で突っ込みたくなった。
ちなみに、気に入りすぎて、仕事で出かけた時のお昼用にフリーズドライの「スーパー大麦入り海藻スープ」を持ち歩くようになってしまった。あまり、係わったものへのロイヤリティーが高い方ではない私が、ここまで愛していることに驚く。そうか、スープは愛だからね!?きっと、工場の方が時間と愛情を込めて作ってくれたに違いない。

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かんのようこ

フリーライター。パン職人やカフェ経営、農業経験などを活かし「食」にまつわるエッセイなど多数。着物の着付けや作法などに関するイベントも開催。

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