脳に良い食べ物「ブレインフード」とは?

2020.05.04食べもの

脳のアンチエイジング

アンチエイジングと言えば、女性の美容用語のイメージが強いですよね?お肌を若く保つ美容液や食事など、中高年向けの女性誌や通販の主役と言っても良いくらいです。そんな中、最近少しづつ聞かれるようになったのが、脳の老化防止のための食べ物~「ブレインフード」です。簡単に言うと、脳の働きを活性化させるための食品なのですが、美容と違って中高年だけに限らず、すでに30代から必要な状態の方も居ると言うので、少しびっくり!

脳は年を取るに従って機能が衰えていきますが、年齢に関係なく私たちの身の回りには、仕事のストレス、不規則な生活、運動不足などが原因の血行不良や食品からの化学物質の摂取など、脳機能の低下を促進させる原因が溢れているそうです。

米国ワイルコーネル医科大のリサ・モスコーニ准教授によると、脳の活性化とは大きく分けて「神経系」と「記憶系」の2種類があり、それぞれの活性化に有効な栄養素があるとのこと。ブレインフードを摂ることによって、結果として、脳の血流改善、脳の抗酸化、神経伝達物質の増加、脳機能改善がもたらされ、記憶力の低下を防いだり、神経の伝達を早めたりするそうです。

ブレインフードと栄養素

血流改善に効果的なオメガ3系脂肪酸は、魚油系のEPA、DHAとアマニ油やエクストラバージンオリーブオイル、くるみ等に含まれるALAがあります。他にも、イチョウ葉エキスや大豆由来のリン脂質(ホスファチジルセリン)、80%以上カカオが含まれるダークチョコレートも効果があるといわれています。

天然色素の一種「アスタキサンチン」は、血液脳関門を通過することができる数少ない抗酸化物質です。サケの切り身やイクラに含まれる赤色の色素で、最近では、アスタキサンチンのサプリメントも販売されています。ブラックベリーやブルーベリーなどベリー系の果物も、加齢による記憶力低下の予防を助けてくれる抗酸化物質が豊富に含まれています。

チロシン・ビタミンB3/B6/B12やGABAなどは、脳内に神経伝達物質を増やす手助けになります。チロシンはチーズ、大豆、タケノコの水煮や納豆などに多く含まれます。ビタミンB群は、さんま、まぐろ、かつお、レバー類に多く含まれます。GABAは、発芽玄米に多く含まれることで有名になりました。トマト、なす、アスパラガス、かぼちゃ、キムチなどにも多く含まれているようです。

最後に、脳の8割を占める「水」に関しては、ミネラルを多く含む硬水がオススメだそうです。私は、朝食に硬水ミネラルウォーターのコーヒーと大さじ1杯のアマニ油を塗ったトースト(ほんのり甘く、とてもおいしいくいただけます。)を、お茶の時間にカカオ80%のチョコを、そして夕食には発芽玄米、野菜サラダ、キムチをいただいています。それ以外は、サプリで補うようにしています。

最近、物忘れが多くなったとか、顔は思い出すけれど名前が出てこないなどと感じている方は、食生活にブレインフードを採り入れることをオススメします。

− writer

placeholder image

かんのようこ

フリーライター。パン職人やカフェ経営、農業経験などを活かし「食」にまつわるエッセイなど多数。着物の着付けや作法などに関するイベントも開催。

recommend

おすすめのコラム