米国産ブラックアンガス牛を食す

2019.12.30食べもの

和牛には無い魅力

米国産牛の中でも最高品質と言われるブラックアンガス種。バランスのとれた赤身と脂(サシ)が特徴で、肉質は柔らかくてジューシー。肉本来の旨味を持っています。焼肉のカルビに代表されるように和牛は脂が多く柔らかく、とろけるような舌触りが特徴です。一方、ブラックアンガスは、柔らかい中にも赤身がしっかりとしていてステーキでいただくと和牛には無い食べ応えと満足感を得られます。
餌はトウモロコシを中心にしているため、甘みと香りも抜群です。(個人的には牧草育ちの青臭さが無いのが好きです)最近、人気を博しているステーキチェーンなども、このブラックアンガスを中心に提供しているようです。お値段も和牛に比べてお手頃なのが特徴です。

米国アイオワ州の農家
アイオワのコーン畑

最高品質はプライム

月齢30ヵ月以下の米国産ブラックアンガス牛の肉質等級は、(1)牛の種類、(2)性別、(3)成熟度、(4)脂肪交雑などによって決定され、米国農務省(USDA)の格付検査官によりプライム、チョイス、セレクト、スタンダード、ユーティリティの5等級に格付けされています。最高等級のプライムは生産量のわずか3%で、チョイスを含めた20%強が「ANGUS BEEF」として認定されています。米国との通商協定で、2020年からは今以上に安い値段で「ANGUS BEEF」が食べられるようになると思いますので、来年はステーキ好きにとってはたまらない年になりそうです。

− information

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CAB(Certified Angus Beef Program)

アンガス・ビーフの品質は、アメリカン・アンガス協会(The American Angus Association = AAA)によって管理・運営されています。 AAAはアンガス牛の繁殖農家、ランチャー、フィーダーなど、2万5,000以上の会員で構成される非営利団体で、 1978年に米国農務省(USDA)の基準を上回る厳しい品質基準を設定し、 その許可のもとにサーティファイド・アンガス・ビーフ・プログラム(Certified Angus Beef Program = CAB)と名付けた認定制度を開始しました。
http://www.angus.org/

− writer

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甲斐 ツマオ

ブログやエッセイを中心に、ニュースをかいつまんで紹介してくれる。ボーイズラブ系漫画で人気を博した「4人のブタ」も執筆。https://booklive.jp/product/index/title_id/426821/vol_no/001

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