すみだモダンで触れる あたらしさとなつかしさ

2022.05.10おでかけ

すみだモダンという言葉をご存知でしょうか?墨田区には伝統的で魅力的な技術が多く存在しており、2009年からそれらの技術を区が認証し地域の活性化を目指す活動が行われてきました。2021年の秋からは「すみだモダン」という名前でリニューアルされ魅力的な商品だけでなく活動そのものにも着目され、さらなる広がりをみせています。
今回は寄り添うような暖かみとワクワクした気持ちを取り入れられるような、
「なつかしさ」と「あたらしさ」、両方の魅力が溢れる「すみだモダン」について、いくつかのお店と共にご紹介します。

大正浪漫硝子で馳せるいつかの夏の思い出

廣田硝子さんは明治32年に創業し、日本の美しさとヨーロッパから伝わる硝子技術を融合させあたらしい調和のとれたプロダクトを提供しつ続けている会社です。
なかでも「WAYOU」のシリーズは、墨田区が進める台湾とのプロジェクトにより、現在では廣田硝子さんでしか触れることのできないとても貴重な技法である「大正浪漫硝子」と台湾のアーティストのデザインとのコラボで生まれた特別なものです。
デザインは日本と台湾に共通する記憶や愛着をテーマに、今もなお愛されている夏の思い出の王様であるかき氷をヒントに、大正浪漫硝子の美しい乳白色で作られたストライプ模様の器はどこか懐かしくもスタイリッシュな印象です。
また三つの器は軽くそれぞれ重ねて収納することもできるなど利便性も◎。
二つの魅力のある「WAYOU」はこれからの日々にやさしい風を取り入れてくれそうです。

江戸切子で味わうなつかしさ

すみだ珈琲さんはJRまたは東京メトロの錦糸町駅から約5分のぬくもりを感じる木枠の扉が素敵な珈琲屋さん。
珈琲は自家焙煎で煎れられており、すみだの伝統工芸品の江戸切子のカップで頂くことができます。ホットは一杯530円。
江戸切子の美しい見た目を楽しみながら飲むこだわりの珈琲は、心がほっと柔らかくなるような深い味わいを楽しめます。
また、すみだ珈琲さんで使われている江戸切子のカップは、すみだ江戸切子館にオーダーして熱に強く工夫され伝統模様をあしらったオリジナルのもの。
丁寧な珈琲への愛と懐かしさが、ふわりと合わさった空間は、昔のひとたちが当たり前のようにのんびりと縁側で過ごしていたような、忘れかけていたゆっくりとした時間の流れを私たちに思い出させてくれます。

− writer

placeholder image

KEI

日本大学藝術学部写真学科卒業。写真付きコラムを執筆しながら国内のコミュニティをジプシー中。特技は占い。

recommend

おすすめのコラム