在宅ワークの食生活

2021.04.07暮らし

昨年から続く在宅ワークで、太ってしまったという話を耳にします。残念ながら私も、〇kgも太ってしまいました。在宅していると、いつでも飲んだり食べたりできますし、外に出る機会が減るので運動不足にもなり、太って当たり前ですよね。

そんな環境もあってか、スーパーに買い物に行くと、無意識に「カロリーゼロ」「糖質ゼロ」とか「カロリーオフ」と表記された商品を手に取ってしまいます。改めてスーパーの棚を眺めてみると「カロリーゼロ」「カロリーオフ」商品の多いこと。つまり、ダイエットや健康のために、摂取するカロリーに気を遣っている人がすごく増えてるということですね。

その反面、昨年はスイーツの売り上げが非常に伸びたというニュースもあります。在宅ワークで「おやつタイム」を設けた人が多かったのでしょうか?私も午前・午後に1回15分程度、こうした時間を設けていました。おいしいスイーツやお菓子をコーヒーや紅茶と一緒にいただく至福の時間は、たとえ短くても、気分をリフレッシュするには、欠かせないひとときです。

でも、「おやつタイム」には「太っちゃうかも」という強迫観念がつきまといますよね。その罪悪感を払拭しようと、ついつい「カロリーオフ」に手が伸びたのかもしれません。多くの皆さんが私と同じような気持ちで「カロリーオフ」商品をチョイスしているんじゃないかと思います。

我が家における昨年来のブームを振り返えっても、健康や栄養を意識した商品が目白押し!「おとうふそうめん」「大豆ミート」などの大豆系の代替え食品や「羅漢果糖」「亜麻仁油」などを頻繁に購入するようになりました。からだスマイルプロジェクトの「大豆ミートのコクうまキーマカレー」も、目玉焼きを添えてお昼の定番メニューの一つとして家族に好評を博しています。

やむを得ず変化を求められた「ニューノーマル」な生活。巣ごもりや在宅ワークは確かにストレスが溜まることが多いのかもしれませんが、家庭のことや健康のことを正面からじっくり考えることができる「良い時間」としてポジティブに捉えたいと思います。

− writer

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かんのようこ

フリーライター。イラストレーター。絵本や「食」にまつわるエッセイなど執筆。

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