体調不良は自律神経の乱れから

2020.04.16暮らし

自律神経は2種類

人間の体内には無数の神経がありますが、自律神経は、内臓の働きや代謝、体温などの機能をコントロールするための神経です。自律神経には、昼間や活動しているときに活発になる「交感神経」と、夜間やリラックスしているときに活発になる「副交感神経」の2種類があります。この2種類のバランスがうまく行かなくなると、からだに様々な不調が現れます。不安や緊張感の高まり、吐き気や多汗、全身のだるさ、頭痛、肩こり、手足のしびれ、動悸、不整脈、めまい、不眠など、こんな症状を感じたら自律神経の乱れを疑ってください。極端な痛みを伴わないので、いわゆる「体調が悪い」の一言で片づけてしまうケースが多いのですが、重度になると、自律神経失調症と診断されます。原因は様々ですが、精神的なストレス、肉体疲労、昼夜が逆転したような不規則な生活などが挙げられます。

自律神経を整える

自律神経の乱れを整えるには、生活習慣そのものを整えることが大切になります。具体的には色々な方法がありますが、ここでは専門家の先生からオススメいただいた基本的なものだけピックアップしてみました。
(1)姿勢を良くする。パソコンなどを長時間使う方は、頻繁に背筋を伸ばしましょう。歩く時も姿勢を正して歩いてみましょう。
(2)ゆっくり呼吸する。緊張感が増したと感じるときは、鼻から息を吸って、口からゆっくりと吐きましょう。
(3)1日のリズムを作る。夕食や入浴の時間は、毎日、一定の時間に決めましょう。ゆっくりとした入浴で血行を良くしましょう。不眠の方などは特に大事です。
(4)ゆっくりと食事をする。早食いは禁物。よく噛んで食べましょう。
(5)栄養バランスを考えた食事をする。ビタミン・ミネラル・タンパク質を基本にバランス良くとることが大切です。主食を雑穀米にするとバランスが良くなります。
(6)軽い運動をする。過度な運動は不要です。歩く量を増やしたり、ラジオ体操をしたり、たまにはストレッチをしてみましょう。

「生活を正す」ことが自律神経を整えること。答えは簡単でした。全てが普通のことですが、これができていないのが現代人のようです。

− writer

placeholder image

かんのようこ

フリーライター。パン職人やカフェ経営、農業経験などを活かし「食」にまつわるエッセイなど多数。着物の着付けや作法などに関するイベントも開催。

recommend

おすすめのコラム