ドライとプリザーブドで楽しむ「花のある暮らし」

2019.10.07暮らし

ドライフラワーとプリザーブドフラワーの違い

長く花を楽しむ方法と言えば「ドライフラワー」が主流でしたが、ドライフラワーはその名の通り、花を乾燥させて作ります。徐々に色あせて行き、それを楽しみます。(小さい頃、母が、花をなんでもかんでも逆さまに吊してドライフラワーにしようとしていたのを思い出します)
2000年代に入ってから「プリザーブドフラワー」という新しい花の楽しみ方が広まりました。これは、1990年代にフランスで考案されました。その美しく鮮やかな花の色は生花以上。初めてプリザーブドフラワーを見たとき、特殊な造花なのかな?と思いましたが、調べてみるとグリセリンの入った液に生花を入れて、脱水、脱色をし、その後に着色をしていることを知りました。なるほど、だからあれほど鮮やかな色と立体感が出るのかと感心しました。

それぞれの楽しみ方

ドライフラワーは、色々な作り方がありますが、一番簡単なのが自然乾燥。麻紐などで縛り逆さまにして風通しの良い日が直接当たらない場所で吊るすだけ。花が枯れるよりも早く乾燥させるのがコツなので、扇風機の風をあてたり、浴室乾燥を使ったりすると成功率が高まります。最近ではお菓子などに付いている乾燥剤をうまく使う方法も人気だとか。ブーケにしたり、ビンに入れて飾ればお部屋のイメージがワンランクアップします。
プリザーブドフラワーは、みずみずしくキレイで、その美しさを長く保つことができます。そのため、贈り物に使われることが多いのですが、ちょっとしたものでも5,000円前後。写真のような箱詰めだと数万円するものも珍しくありません。でも、意外と知られていないのが手作りできるということ。茎を1~2センチ残してカットし、密封容器に入れて脱色液に3~4日浸します。花の色が抜けたら1~2日かけて着色液で好きな色に着色します。その後、脱色液ですすぎ、専用の乾燥台(オアシスと呼ばれるスポンジ状のもの)などで乾燥させます。できあがったら木の箱を100円ショップなどで買ってきてお花を敷き詰めればできあがり。大切な人へのプレゼントに手作りのプリザーブドフラワーを贈れば、喜ばれますよね。やってみたいなと思った方はネットなどで詳しく調べてみてください。

− writer

placeholder image

かんのようこ

フリーライター。パン職人やカフェ経営、農業経験などを活かし「食」にまつわるエッセイなど多数。着物の着付けや作法などに関するイベントも開催。