2019.10.21キレイ
1980年代にカフェバーというものが流行しました。まだ小学生だった私は、少し尖った母にカフェでありつつバーでもある「カフェバー」に連れて行かれました。そこで母が注文したのが「ペリエ」。母に「それなに?」と尋ねると、「炭酸水よ」と答えてくれました。そのボトルのデザインがとても素敵で、オシャレに見えたのを覚えています。それ以来、炭酸水=ペリエ=オシャレさんの飲み物、という意識が私の中にはありました。
時は流れ、様々な炭酸水が市場に出回るようになり、ここ数年、微炭酸だとか強炭酸だとか騒がれてブームになっていますが、やはり、火付け役は80年代のペリエだったと思います。もはや、ペリエは炭酸水というよりも「ペリエという特別な飲み物」になったような気もしますが…
この夏、特に、炭酸水が健康や美容・ダイエットに与える影響が女性誌を賑わせましたが、色々調べてみると医学的にはっきりしたことはわかっていないようなのです。どんなことが言われているのかというと……
ダイエットに関しては、炭酸ガスがおなかの中で膨れ、脳に満腹感を与えるので、食事制限の助けになるようです。ただ、食事中に飲むと血行が良くなるため逆に食欲が増進されることもあるようなので、食事前に500mlのペットボトル1本ぐらいが適量だとか。
美容面でも、お風呂に入る際に炭酸水を飲みながら入る方が増えており、半身浴+炭酸水でデトックス効果が期待できるようです。美肌や頭皮のお手入れにも炭酸水を活用している方は大勢いらっしゃいます。炭酸の気泡が毛穴の奥の汚れを落とし、頭皮や肌表面に残る古い角質をやわらかくしてくれるからだそうです。
健康面では、疲労回復と整腸作用に特に効果的だと言われています。
どれも、一時のブームかもしれませんが、基本的には炭酸ガスの入った水ですので、適量を守っていれば、ことさら悪影響はないと思いますし、炭酸水がスッキリとした爽快感を与えてくれるのは事実なので、私自身はダイエットにも、食欲増進にも、炭酸水を使ったドリンクのレシピなどを考えながら、色々トライしてみたいと思っています。