東京のパリでアフタヌーンティーを

2019.08.01おでかけ

迎賓館赤坂離宮

いつ頃からでしょう?
日本の女子にもアフタヌーンティーが受け入れられるようになったのは。
もともとは英国上流階級の午後のティータイム。日本においては80年代のバブル期あたりから一流ホテルでメニューに加わりました。
サンドウィッチやサラダ、スコーンなどを紅茶と共にいただく。アマン東京のラウンジで提供しているアフタヌーンティーは、予約でいっぱいだとか。

今、東京で一番注目すべきは、赤坂の迎賓館で提供される1日限定20セットのアフタヌーンティーです。迎賓館に外国要人が宿泊していない日であれば、朝10時に300円でお庭に入り4,200円で二人分のアフタヌーンティーセットがいただけます。
迎賓館は1909年にベルサイユ宮殿をイメージして作られた日本唯一のネオ・バロック様式の宮殿建築です。建物を背にお茶する姿を写真に収めれば、それはパリのアフタヌーンティーそのものに見えますから。

− information

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迎賓館赤坂離宮

参観の予約も可能。
東京都港区元赤坂2-1-1
Tel.03-3478-1111(代表)
https://www.geihinkan.go.jp/akasaka/

− writer

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甲斐 ツマオ

エッセイスト。漫画原作者。映像作家。

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